ジャパンカップダート 傾向と分析
Posted on | 2008年12月3日 00時31分 |
今週末に阪神競馬場で開催される、第9回「ジャパンカップダート」(GI)の
レース傾向と分析をお伝えします。
まず、ジャパンカップダートのこれまでの歴史ですが…
外国から強豪馬を招待して競わせることで世界に通用する強い馬を作ろうという目的で、
1981年に国際競争としてジャパンカップが創設されましたが、
ダート競走においてはこれから19年後の2000年に、
日本では初めてのダートの国際競走としてジャパンカップダートが創設されました。
ジャパンカップダートは昨年の2007年まで東京競馬場の・ダート2100mで
その年の東京開催の最終週にジャパンカップの前日に開催されていましたが、
今年から開催が1週繰り下がり、12月の阪神競馬場、開催週に移設され、
距離も300m短縮され、阪神・ダート1800mで争われることになり、
今年から設けられた「ジャパン・オータムインターナショナル」の
最後を飾るレースとなりました。
次に、傾向と分析に移りますが、今年から阪神競馬場での開催に移設となるので
開催場所の傾向および距離に対する傾向としてはあまり参考になりませんが、
「人気」「脚質」「馬齢」「馬体重」「前走」「騎手」以上の6項目について、
第1回からの8開催のデータを使って、ジャパンカップダートの
過去8回の傾向と分析をしたいと思います。
★人気
まず人気についてですが、過去8年で、1、4、5、7、11人気での勝ちがあります。
1人気は過去8年で3勝と信頼性としては可もなく不可もなくといったところですが、
2桁人気も過去に1回勝っていることから、荒れることも十分可能性として考えられます。
しかし連対・複勝まで考慮すると、1人気が7割以上と高確率で馬券に絡む傾向にあり、
軸馬としての信頼性は高いといえます。
1人気 3-3-1-1/8 2人気 0-0-0-8/8
3人気 0-1-0-7/8 4人気 2-0-1-5/8
5人気 1-1-0-6/8 6人気 0-1-1-6/8
7人気 1-0-3-4/8 8人気 0-0-1-7/8
9人気 0-0-0-8/8 10人気 0-0-0-8/8
11人気 1-1-0-6/8 12人気 0-0-0-8/8
13人気 0-1-1-6/8 14人気 0-0-0-8/8
以下、連対および複勝なし。
また、なぜか2人気の馬は過去8年で1度も馬券に絡む結果を残せていません。
その他、連対・複勝に関しては、上位人気から下位人気まで幅広く実績が残っているので、
紐荒れも考慮の必要がありそうです。
★脚質
続いて脚質傾向を見てみましょう。
結構、はっきりとした傾向が浮き上がりました。
逃げまたは、後方からの追込みは極端に成績が悪く、馬券に絡みにくい傾向です。
先行馬または、中団からの差し馬に絞っても良さそうです。
ただ、ダート競走なので、極端な戦法は芝と比べてあまり通用しないのは、
GIなので下級クラスのように能力の差が極端にあるようなレースではないので、
なんとなくわかるような気がします。
逃げ 0-0-0-10/10
先行 4-3-3-18/28
中団 4-5-4-34/47
後方 0-0-1-40/41
追込 0-0-0-0/0
枠順は、勝ち馬だけを見ると、中枠の3枠と5枠が好成績を残していますが、
連対・複勝まで考慮すると、それほど枠による差はありませんが、
やや、6枠から外枠は分が悪いです。
1枠 0-1-3-11/15
2枠 0-1-1-14/16
3枠 3-1-2-10/16
4枠 1-3-0-12/16
5枠 3-1-1-11/16
6枠 0-1-0-15/16
7枠 1-0-0-15/16
8枠 0-0-1-14/15
中枠に1人気あるいは人気上位馬がいた場合は、
かなりの確率で、馬券には絡んできそうですね。
★馬齢
続いて、馬齢の傾向についてですが、過去8年で5歳馬が好成績を残しています。
次いで、意外にも3歳馬が好成績を残しています。
逆に4歳馬の勝ちは過去8年でまだ、1回もありません。
7歳以上も良い結果が残っていませんので割引が必要のようです。
3歳 3-0-2-16/21
4歳 0-2-3-24/29
5歳 4-4-1-30/39
6歳 1-2-1-19/23
7歳以上 0-0-1-13/14
傾向的には、5歳馬をメインに3歳・4歳・6歳のあたりの有力馬を基本の相手とし、
紐荒れで、7歳以上の古馬を混ぜると面白いかもしれません。
★馬体重(kg)
続いて馬体重の傾向についてですが、やはりダートなので重量馬が活躍しています。
しかし、軽量馬も意外に良い成績を残していますので、
安易に消すことは出来ないでしょう。
459以下 1-2-1-6/10
460から479 2-2-3-27/34
480から499 0-3-3-28/34
500から519 2-0-1-23/26
520以上 3-1-0-18/19
また、前走からの馬体重増減については、
2桁以上の増減は、あまり出走自体がありません。
さすがです。きっちり、各陣営とも調整して本レースに臨んでいるというのが伺えます。
また、細かく見ると、やや馬体重プラスが好成績を残しています。
前走からの上積み分というところでしょうか。
前走から-10以上 0-1-0-5/6
前走から-4から-9 1-0-2-15/18
前走から+-3以内 3-3-3-30/39
前走から+4から+9 2-3-2-26/33
前走から+10以上 0-1-0-6/7
★前走着順
続いて、前走着順については、前走3着以内が好成績を残す傾向で、
前走5着以降は、過去8年で馬券に絡む可能性はかなり低く割引が必要のようです。
実績がある馬でも前走の成績が本レースへの成績にかなり影響しているようです。
前走1着 3-3-3-22/31
前走2着 2-1-1-11/15
前走3着 2-0-3-6/11
前走4着 0-2-0-8/10
前走5着 0-1-0-6/7
以降 0-1-0-34/35
また、ローテーションからは、3週から9週が数字的には最も良く、
それ以外の過去8年で1回も馬券に絡まない結果が残っています。
連闘 0-0-0-4/4
2週 0-0-0-1/1
3週 2-4-3-25/34
4週 2-3-2-34/41
5から9週 3-1-2-19/25
10週以上 0-0-0-5/5
前走の主なレースとしては、3週がJBCクラッシック。4週が武蔵野ステークス。
そして、5週から9週は結構バラけていますが、南部杯が最も良い成績を残しています。
いずれも地方または中央競馬のダート重賞競走ですね。
★騎手別データ
最後に騎手別データの傾向については、
過去8年でぶっちぎりの武豊騎手が半分の4勝をあげています。
しかし、武豊騎手は皆さんご存知の通り、落馬骨折により、出走出来ません。
武豊 4-1-0-3/8 2001年(1人気)2004年(4人気)
2005年(1人気)2007年(1人気)
後藤浩輝 1-0-0-3/4 2006年(7人気)
デットーリ1-0-0-2/3 2002年(5人気)
岡部幸雄 1-0-0-1/2 2000年(4人気)
コート 1-0-0-0/1 2003年(11人気)
また、上記には書きませんでしたが、横山典弘騎手と安藤勝己騎手の二人が、
勝鞍こそありませんが、3着までにそれぞれ3回入っており、
相性が良いレースといえそうです。
同騎手 6-6-5-50/67
乗替り 1-2-2-38/43
なんと騎手が乗り替わった場合、成績が同騎手に比べてかなりの差で
悪くなっている傾向があります。
いろんな要因で乗り替わると思いますが、単純に今年の場合、
ヴァーミリアン、カネヒキリ、カジノドライブと有力馬は乗り替わりますので、
ちょっとどのような結果になるか注目です。
統計データは以上ですが、これらのデータから分析結果としては、
以下のような感じです。
・人気からの選択は1人気を軸に上位人気中心に紐荒れも注意。
・脚質は、先行馬あるいは、中団からの差し馬を中心に。
・パワーのある重量馬が中心だが、実績のある軽量馬も抑えて。
・前走着順は、3着以内が基本。
・JBCクラッシック、武蔵野ステークス、南部杯からの馬に注目。
武豊騎手骨折により、ヴァーミリアンは岩田騎手に乗り替わり、
復活をかけるカネヒキリは、ルメール騎手に乗り替わり。
カジノドライブも前走は海外出走なので当然、乗り替わりと、
有力馬が多数、乗り替わりとなるので、今年に限っては乗り替わりの
馬券がらみが低い確率になるとは考えにくいですが、
これは、もしかしたら大荒れになる予兆なのかもしれません。
それにしても、メンバー的になかなか好勝負が期待出来そうです。
明日からはジャパンカップでもお伝えしましたが、
同様にジャパンカップダートに出走の有力馬情報をお伝えしたいと思っています。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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