フェアリーステークス 傾向と分析
Posted on | 2009年1月8日 01時30分 |
今週末に中山競馬場で開催される、第25回「フェアリーステークス」(GIII)の
レース傾向と分析をお伝えします。
まず、フェアリーステークスのこれまでの歴史ですが…
フェアリーステークスは1984年に創設した「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」が前身で、
1994年に現在のレース名「フェアリーステークス」に変更されました。
創設時、中山競馬場・芝1600mで争われていましたが、
1991年の3歳(現2歳)重賞路線の改善により、本競走は芝1200mに短縮され、
スプリント指向の牝馬に活躍の舞台が設けられました。
そして、本年から開催時期が1月上旬に移設され、
距離も以前の1600mに戻されたことにより、
今後は春からの3歳牝馬クラシックへ向けた
ステップレースの1つとしての位置づけが高くなる事でしょう。
次に、傾向と分析に移りますが、1月に移設および距離変更が今年からなので、
フェアリーステークスのここ最近のデータから傾向と分析をおこなっても
あまり意味がないので、今回はフェアリーステークスの開催となる、
中山競馬場・芝1600mのコース特性やラップタイム比較などと、
現在の登録馬の中から有力馬となる馬のピックアップとその理由を掲載したいと思います。
それでは、まず今回のフェアリーステークスの舞台となる
中山競馬場・芝1600mについて記載します。
スタートは1コーナー横のポケット地点からで、
コースをおよそ4分の3周してゴールとなります。
スタート後すぐ右に曲がるコーナーがあるため、
スタート後のポジション取りが勝負の行方を左右と言っていいでしょう。
このため、明らかに外枠が不利な上、
前半のペースが他の競馬場での1600m競走に比べて早くなりやすい傾向で、
この早い流れについていけるかがポイントになると思います。
ちなみに以下に2歳重賞戦、1600mの各競馬場の平均ラップを調べてみました。
1F 2F 3F 4F 5F 6F 7F 8F
新潟 12.7 11.1 11.9 12.2 12.1 11.4 10.8 12.1
京都 12.3 11.0 11.7 12.3 12.0 11.7 11.6 11.8
阪神 12.5 11.3 11.5 12.0 11.9 11.9 11.7 12.1
中山 12.2 10.9 11.2 11.5 11.7 12.1 12.0 12.1
他の競馬場の1600mに比べて、中山競馬場の1600mは、
特に前半のペースが早いのが、このラップタイムを見ればわかると思います。
また、最後の直線でゴール手前およそ200mのところで上り坂があるため、
急坂を一気に駆け上がる末脚の爆発力が要求されるが、
大外一気のマクリは、距離ロスも多くなかなか決まりにくい。
内をうまく抜けてこれれば差しが決まりやすいが、
そうでなければ前残りになる可能性は高くなるとおもいます。
昨年の暮れに同競馬場で開催された2歳GI重賞戦、
朝日杯FSがちょうど良い参考レースになると思います。
同レースは、差し馬による決着だったのですが、
外から差したフィフスペトルと、内から差したセイウンワンダー。
結果は距離ロスを防ぎ、内からうまくすり抜けてきたセイウンワンダーが1着となり、
フィフスペトルは直線に向くまでに大外を回され距離ロスが響き、
猛然と追い込んだが届かず2着でした。
以上のことから中山競馬場・芝1600mは
馬の能力と騎手の巧みな手綱さばき両方が噛み合わないと
勝つことが出来ないレース傾向と言えそうです。
次に現在の登録馬の中から有力馬をピックアップしようと思いますが、
上記の中山1600mのコースレイアウトの特徴や、予想されるレース展開から、
次の点に着目して、競走馬をピックアップしようと思います。
・距離1600mのレースを経験していること
これは、単純に本競走が1600mであるためです。
未経験では好走するかしないかの予測が難しいので。
・近走の1600mアベレージ3ハロンのタイムが36秒以下なこと
これは、流れ(レースペース)が早くなりがちな本競走で、
その早い流れについていけるかということと、
そのペースで好走しているのであれば、その馬のペーストして合っている、
つまり適正があると思われるためです。
この条件に当てはまる馬はというと・・・
イナズマアマリリス
カツヨトワイニング
クーデグレイス
ジェルミナル
ディアジーナ
パールシャドウ
マイティースルー
マイネアリス
あたりといったところでしょうか。
結局のところ、早い流れに対応できると思われる競走馬を
今回の有力馬としてピックアップしました。
具体的な予想は、出走馬と本レースの枠順決定後にまたお伝えする予定ですが、
上記ピックアップした中から馬券になる3頭の馬が出てくれれば非常にうれしいですね。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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